現在のカブの状態は、タイカブヘッド鉄シリンダー仕様97cc、の3速。
気を使って慣らしをしたのが効いたのか、今の所とても調子良い。
トップスピードの伸びはいまいちだが、トルクがあって3速に入れとけば25キロぐらいから60キロあたりまでカバーしてくれる。
走りには特に不満ない。
が、そろそろ腰下のオーバーホール時期が到来?
ちなみに車体入手時から社外品のスピードメーター付いてたし、その後スピードメーターを何回も換えてるから総走行距離は…不明。
ボアアップついでで全て新品に交換した腰上は当分いいとして、車両入手時から全く触っていない腰下。
エンジン真ん中ガスケット辺りから軽いオイル滲みが…床にもちょっとオイルが垂れている…(T_T)
ちまちまと部品を揃えてきた【秘蔵の4速ミッション】も組み込みたい。
そうなると素人としては1日で作業を完了する自信がない。
外では出来そうにない作業なので降ろして家に持ち込んで…
腰下割ってきっちり整備するためには?
毎日乗ってる車両なのでエンジン下ろしてる間は当然動けないし(T_T)
考えた末に作業中のスペア用エンジンとして禁断の品「中華エンジン」を導入する事にした!
その中華エンジンも昨今は多種多様あるようですが、結構ひどいものもあるそうで。
その中でも(わりと?)精度が良いと評判の”リーファン製”あるいは”ロンシン製”で探してみた。
ぱっと見て搭載できそうなエンジンは3種類。
1.キック始動のみのセル無し
2.上セル付き
3.下セル付き
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1.セル無しはなにかと不便なので除外。キックしんどい。
2.下セルはセルモーターケースが速攻錆びそうでなんかイヤ。今のレッグシールドを換えないとセルの分だけレッグシールドに丸い隙間ができる。
3.やっぱり今と外観が変わらない上セル付きがいいかな。レッグシールドの切り欠きもセルのスイッチや配線とかもそのまま使えそうだし。
て事だけれど、カスタムに積んでるような外観の上セル中華エンジンってなかなか無いな。
あっ
みつけた!リーファンで上セル!
アリババさんか。
でも…
えと、ミニマム…オーダー?
50基から…?
えらいこっちゃ!業者向けか?
とっても良さげな品物なんですが個人で注文するのは無理ですwww
さすがにコンテナいっぱいのエンジンを仕入れて捌く自信はないので中国サイトは諦めて、次にヤフオクで探します。
おっ。
ひとつ良いのがありました…125ccとの事ですが実質120ccなのね。
前述のアリババさんのと同じやつなのかな…?
でも、これ…他に出品中の中華エンジン群よりかなり強気なお高めの価格設定。
普通の(4速遠心・キック式で110cc)ならば送料込み2万円もあれば落とせる感じだけど、これは送料入れたら4万以上…(@_@)倍
でも前踏みロータリー4速で上セル付き125ccはかなり魅力的だし出荷前に配線も車種に応じて加工してくれるし、出品者もエンジンの品質にはかなりの自信がある感じ。
左右クランクケースカバー類もホンダ純正品に交換可能(クラッチカバーは必ず換えないとステップバーが干渉して搭載できない)らしいから見た目も地味で、条件はばっちり!
これならレッグシールド付けとけば、見える範囲は純正エンジン。
誰もエンジン換えたのに気が付かないのでは?(笑)
うーん、そう考えたら金額に見合ったエンジンなのかも。
※もうこの時点で、最初に考えてた「スペアエンジン」、ではなく「常用に耐えるエンジン」として計画スタート。
とても気に入ったけれど、それでもその価格がネック。
ウオッチしつつ即決されていくのを指をくわえて数回見送りました。
もちろん新品でこの仕様なら…この価格は頭では充分理解できているのです。
が、なにせ資金が乏しいからなあ(笑)
見送ってる間に右のクラッチカバーやら状態の良さそうな左側のジェネレーター周り一式などをヤフオクでちびちびと揃えていきました(これですでに1万円ぐらい使ってしまった^^;)
↑わたしが昔からよく使う「周りの物から入手して引き返せないようにする」作戦発動。
例えですが、高い自転車を買う時にグローブやらヘルメットから先に買う…とか。
このエンジンは一回落札終了されると次の出品まで数週間~数ヶ月ぐらい間が空くこともありました。
我慢強く出品を待って、一通り周辺部品が揃ったところで意を決して即落!
遂にやっちゃったww
次回からはこの入手したエンジンについて、自己流・自己責任で点検しながら少し詳しく書いてみようと思う。
バラしは好きだしね(^_^)
ちなみにこのエンジンの正式な型番は「1P52FMI-C」というらしいです。
だもんでタイトルにも記しておきます。
よろしくね!
つづく…
#中華エンジン
#初期オーバーホール
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