さて、開けたクランクケースの内側なんですが、少し仕上げが荒いとも感じますが覚悟(期待?)していたようなひどいバリはないので手を入れなくても大丈夫そう。
良かった(^_^)
次にオイルシール類の換装。
タケガワの「純正対応横型エンジンオイルシール3個セット」が手元にあったので換えられるところはこの際に換えときたい。
キック・シフト・カウンターシャフトの3個組。
キックスピンドルのシールとシフトのシールはホンダ横型エンジンと互換性があり交換できました。
元は青っぽいシール。
タケガワのは黒いシール。
なんかメーカーが同じROK?って書いてるんですが…同じ品質なのかも?
ROKって、どこ製なのか?
が…
あれ…?
カウンターシャフト(ドライブスプロケットが付くところ)出口のシール。
エンジン側のが標準のオイルシールよりも大きい…
左がタケガワのセット物のシール。
普通のカブのエンジンなら合うはず。
同じ径だとばかり思ってましたが、ここは太い。
てことはフロントスプロケットも普通のキタコ製とかのは使えないんだ。
16Tが付いてるから17Tにしようと思って準備したのに…(T_T)
仕方ないのでここはそのままにしときます。
すっかり互換性があるものとばかり思い込んでいたのが敗因です。
後で調べてみましたがリーファン用として販売中の太いカウンター用オイルシールが存在します。
そして”リーファン用のオイルシール”として買うとなぜか高いのです。
アマゾンでメーカー不明品が740円ぐらい売っています…。
ベアリングなどを仕入れてるミスミさんとこに実際計ったサイズを入力してみたら(適正な価格で)スプリング入りダブルリップの同等品(NOK製)があったので予備として購入しました。
実測値:内径20ミリ 外径34ミリ
型番もシェアしときます。
AE1003A2という型でピッタリ合いました。
※これだけではヒットしませんでしたので直リンクも貼っておきます。
リーファン太軸用オイルシール
2019年10月現在の値段は341円(送料込み)
ベアリングなども点検しましょう。
ケースにはまっているベアリングは指で回すとスムースに動きます。
ひどい中華エンジンになるとベアリングのアウターが共回りするそうで、そうなると回り止めとしてケース側でカシメたりの対策が要るそうです。
実は国産NTNのケース内用ベアリング一式も入手しておいたんですがアウターもぐらつきなくきっちり入ってるし、このままでも当面大丈夫そうだと判断して交換しませんでした。
ここまで開けたらもったいなくても交換したほうが良かったのでしょうか…?
後でこの判断が凶と出ませんように…(^_^;)
あとはクランクシャフトを引き抜けば完璧だったんですが、プーリーホルダー入手が間に合わずフライホイールが外せなかったのでここまでです。
目視で点検する限りクランク周りにも異常は無さそうです。
どうせクランク抜いても芯出しとかまで出来る技量や道具はないし。
芯が出てると信じてスルーしておきます。
つづく…
#中華エンジン
#初期オーバーホール
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