オイルポンプの確認、つづき
真ん中のEリングを精密ドライバーでこじって外し、真っ直ぐ引き上げたら白い樹脂のギヤは外せました。
太いプラスの皿ビス3本を外すと、円形のポンプが取り出せるはずです。
皿ビスの太さにちょっとビビりつつも、普通のドライバーで緩めてみる。
締め付けトルクは意外と弱めでした。
近くでよーく見てもオイルポンプのボディがクランクケースから削りだしで作ったかのように、あまりにピッタリと付いていたので「本当に外せるのかな?」と思いつつ、しばしぐりぐりしていると…
取れました!
後で気がついたが、樹脂ギヤの丸い穴から皿ビスにアクセスできるようです。
皿ビスをこの方法で外して、ギヤごと取ればよかったのかな?
あれ?ガスケットが無い?
ポンプを裏返したらOリングがくっついてました。
例の紙ガスケットじゃないんですね。
オイルポンプは結構重いです。
かなりがっしりした作り。
ついでに表の鍋ビス2本も外して、全部バラしてみます。
ガワはアルミの削り出しで歯の部分は鉄製。
中の歯は短いシャフトに横ピンで留まっていました。
フタの厚みもかなりのもの。
こんな感じで分解完了。
印象は…「ゴツい!」
吐出量は期待できそう\(^o^)/
内と外の各ギヤの裏には油溜まり用なのか、四角い穴が1箇所ありますので表裏間違わないようにしなきゃ。
ここまで見てきてポンプの流量は必要十分そうなので安心しました。
が、このあたりの互換性は一般横型エンジンとは全く無いことも分かりました。
何のエンジンのコピー品なんでしょうね?
まさかのリーファンオリジナル…は、無いかw
どうか、出先で壊れませんように…。
※2023-06-08 追記・検証結果
どうか、出先で壊れませんように…。
※2023-06-08 追記・検証結果
連日稼働中ですが全然壊れていません!
外から聞いている限り異音も無いですし油温も超安定しています(冷えすぎるぐらい)。
早い時点で用意した予備のオイルポンプの出番はまだ来ないようです。
それでも4年越えましたのでケースを開けて樹脂の歯の摩耗状態とか確認したいところです。
つづく
#中華エンジン
#初期オーバーホール
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